こんにちは、今回はTBSの秋ドラマ・木村拓哉の「グランメゾン東京」が好調であるという記事です。
また、内容のレビューと、シナリオのパクリ疑惑、SMAP解散時に裏切り者扱いされ逆風だった「キムタク」こと木村拓哉の実の姿とシナリオが重なるという内容をお届けします。
SMAP時代では考えられなかった嵐・櫻井翔とも共演して宣伝。詳しくはこちらの記事で。
深い事情があるみたいですね。
木村拓哉以外の現在のSMAPメンバーの活動・事情はこちらからどうぞ。
「グランメゾン東京」は王道のキムタク像を裏切らないストーリー。アメリカドラマのパクリ疑惑も。
「グランメゾン東京」で重要な役どころを演じた玉森裕太がいるKis-my-Ft2は紅白にも初出場し、SMAP、嵐がいなくなったジャニーズ事務所をけん引するかも、という記事はこちらからどうぞ。
主人公尾花夏樹は「キムタク」像をまるで裏切らないんですよね。
木村拓哉は何を演じても「キムタク」だと言われて叩かれることもありますが、やはり王道ドラマの主人公像としては理想的。
キャラも立ちますし、「普段抑圧しているけど、こうなりたい」というサラリーマンの理想像の一つに「キムタク」の姿があるのでしょう。
もちろん、女性を中心に昔ながらのキムタク、SMAPファンもいるでしょう。
視聴率は4話目にして最高の13.4%を記録。
普通のドラマは初回が最も高く、だんだん落ちてくる(特に4話目あたりは顕著に落ちてきますね)なか、逆に上げてきているのは中身が支持されている証拠です。
沢村一樹、鈴木京香、及川光博といったベテラン俳優がいい味を出していますし、後輩のKis-my-ft2の玉森裕太もいます。
尾花を軽蔑していた彼らが仲間になっていく姿は、さながら木村が好きな漫画である「ワンピース」のよう。
仲間を得て再起するまでの物語が、この「グランメゾン東京」と言えそうですね。
グランメゾン東京のシナリオにパクリ疑惑?
また、2015年放送のアメリカドラマ映画「二ツ星の料理人」とそっくりでシナリオにパクリ疑惑も持ち上がっています。
しかし、両方ありがちな主人公の「復活」物語なのでわざわざパクっているとも言い難そうです。
むしろ、ネガティブな話題が持ち上がるのは、木村拓哉とドラマに注目が集まっている証拠でしょう。
需要があって人を集めないようであれば、わざわざネガティブなニュースを流さないですからね。
視聴率が悪ければ、「キムタクはオワコンか?」となるはずですしね。どちらにしろ、何かを言われてしまうのが木村拓哉という人間です。
「グランメゾン東京」のシナリオは、SMAP解散時に裏切り者扱いされた木村拓哉の現実の姿に重なる。何らかのメッセージ?
「グランメゾン東京」主人公の尾花夏樹は、フランスの首脳が自らが料理長を務めるレストランにやってきたのですが……。
その注目される場で、アレルギー事件と暴力事件を起こしてしまいフランス内のあらゆる料理店から出禁となります。
また、首脳会談の場だっただけに日本でも大きな事件になり、尾花は「日本の恥」と言われます。
しかし、アレルギー混入は主人公を恨む誰かが意図的に混入したようです。
また、暴力事件は「アレルギーを混入したテロリストがシェフの中にいる」と警察に指摘された際、木村演じる尾花が「仲間を馬鹿にするな」と殴ったのが原因でした。
かなり、事実を捻じ曲げられていますね。
これはSMAP解散時に一方的に「裏切り者」扱いされて、世間や身内であったはずのSMAPファンからバッシングを受けた木村の姿に重なります。
あえて、こんなストーリーにしたんでしょうか。
実際、木村はかなりバッシングされましたが、木村1人が悪いわけではないでしょう。
そもそも、原因は副社長であったメリー副社長のパワハラが発端。現社長のジュリー氏とSMAPマネージャー飯島氏の仲が悪化したのが、SMAP独立騒動に至った理由でした。
詳しくはこちらで述べています。詳しく、そして2016年のSMAP分裂騒動当時には語られなかった事実も書いているので是非ご覧ください。
不名誉を被った木村拓哉がドラマの主人公と重なります。
ドラマを通して木村が復権するためのストーリーと言えそうです。
視聴率も好調で、2020年1月にはソロアルバムデビュー。(元SMAPの同僚である香取慎吾と同時に発売した理由の考察はこちら。「ある」人物の意図のようですが……)
今後も刮目ですね。「BG」続編と、単発のフジテレビのドラマも行う木村拓哉。
更に注目度を増しそうです。