ジャニーズ事務所が公正取引委員会から注意を受けたのはこのサイトでも速報しました。
ジャニーズ事務所は元SMAPに圧力を掛けた事実を否定。
日本テレビの社長も「圧力を受けた事実はない」としました。
しかし、現実には圧力だらけです。
日本の芸能事務所の影響を受けないデーブ・スペクター氏がツイッターでつぶやいた内容は……。
「圧力がないという圧力」
です。
はっきり言って実際に圧力はあります。
元SMAP稲垣吾郎の舞台にすらジャニーズは圧力。長年稲垣の舞台を担当していた会社が担当から外れる。
「週刊文春」の記事によると、『稲垣の舞台『FREE TIME, SHOW TIME』から長年彼の舞台を担当してきた会社が撤退した』らしいです。
その理由が、『ジャニーズ事務所が「うちと「新しい地図」の事務所どちらを取るかはっきり答えてくれ」とその会社に圧力をかけた』ことにあるそうです。
いや、本当だとすればえげつないやり方です。
しかし、この記事の信ぴょう性は高いでしょう。
週刊文春と言えば、かつてメリー副社長がSMAPのマネージャーであった飯島氏を呼び出し「SMAPを連れて出て行け」と恫喝した内容を掲載した週刊誌です。
また、SMAP解散が決まった時は中居正広に取材に行き「文春さんは敵だからね」とも言われています。
しかし、元SMAPの稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾が「新しい地図」プロジェクトを発足して以来状況は一変。
今では「週刊文春Women」の創刊号に香取の絵が表紙になったり、週刊文春には3人それぞれのインタビューが乗ったりと完全に「新しい地図」贔屓なんです。
ゆえに、週刊文春が書くSMAP関連の記事、特にジャニーズ事務所独立側の話は少なくとも3人の社長である元SMAPマネージャー飯島氏の許可を得て記事になっている可能性が高いんですね。
もしかしたら積極的に情報提供している可能性すらありますが。
地上波だけでなく、舞台にも圧力をかけて仕事をさせなくするのはもはや「注意」ですむレベルではないのではないでしょうか?
「スッキリ」にて元SMAPへの圧力を暴露した幻冬舎の箕輪編集長はツイッターでテレビ番組出演が相次いでドタキャンされたと語る。
箕輪氏は23日の「スッキリ」にて『大手事務所を出た人がネットテレビにしか出られない』、『あそこまで人気者だった人が、地上波から消えちゃうってどんだけ前時代的なんだ』と発言しました。
具体的な名前は出さなかったものの、これは明らかに元SMAP3人のことを指しているでしょう。
そして、司会の加藤浩次も「うんうん」と頷いていました。
「スッキリ」は加藤浩次が「芸能界に圧力があるなんて視聴者みんな分かってる」と話していましたが、圧力について言及しやすい空気でした。
加藤浩次と「新しい地図」、「吉本興業」の関係については別の記事詳しく書いています。
しかし、残念ながら箕輪編集長は干されてしまったようです。『サンデー・ジャポン』の出演が急にキャンセルになった他、『どんどん番組がキャンセルされる、笑える』とツイッターにて本人が語っています。
『サンデー・ジャポン』には元SMAP3人をよろしく、と生前ジャニー喜多川社長に頼まれた爆笑問題やデーブ・スペクターらが出ているにも関わらずです。
残念ながらテレビ局とジャニーズ事務所の間に何かが無ければ、こんな事態にはならないのではないでしょうか?
圧力がないのに急に干すのはおかしな話です。
北村弁護士も「グッディ!」で「吉本だけでなく、ジャニーズ事務所から独立した途端干される事例もある」と話をしました。
しかし、その瞬間司会の安藤氏以下出演者が大慌て。
安藤氏は「それは北村弁護士の見解ですよね?」とあくまで番組ではなく北村弁護士個人の責任での発言であると誘導しました。
これが日本の芸能界の実態でしょう。