こんにちは、Five Starです。
今回は「吾郎ちゃん」こと稲垣吾郎について語りたいと思います。
SMAP時代は「中間管理職」と自分で言っていましたが、そのとおり中居正広、木村拓哉という年上には少し気を遣い、下の草彅剛、香取慎吾の面倒も見ていました。
SMAPの中では唯一木村拓哉とも仲が良かったですしね。
しかし、SMAPの中では緩衝材や柔軟な役割を担っていた稲垣ですが、4人とは格差がかなりあったようです。
そして現状の仕事もTBSの「ゴロウ・デラックス」が終了し、主演映画「半世界」も中身自体は評価されているものの興行収入は全く振るわず。厳しい戦いが続いているみたいです。
現状の稲垣吾郎の仕事に関してはこちらの記事にまとめています。
稲垣吾郎はSMAP時代から他のメンバーと仕事に格差があった?それは稲垣の「人としての普通さ」にあった?
稲垣吾郎を取材した記者はたいていこう言います。「吾郎さんは一番SMAPの中でも常識人だ」と。
特別気取るわけでもなく、かといってサービス精神が皆無なわけでもない。すごく常識のあるインタビューになるみたいですね。
しかし、それが稲垣のタレントとしてのブレイクには足を引っ張ってしまっていたのかもしれません。
まず、バラエティー、司会の道を切り開いた中居正広とドラマの帝王木村拓哉という絶対的な2者がいたのがSMAPの強みでした。
SMAPが大ブレイクを果たしたのは、やはり「キムタク」こと木村拓哉の大躍進がきっかけであり、SMAPがデビューから25年続いたのは中居正広が当時のアイドルにはなかった司会業・バラエティーへと道を広げていき唯一無二の存在となったからです。
意外とSMAPで一番先にブレイクを果たしたのは稲垣吾郎。
しかし、実はSMAPで一番最初にブレイクしたのは稲垣吾郎なんです。
「20歳の約束」で木村拓哉より早く月9に主演していますし、稲垣吾郎は今でいう「King&Prince」の平野紫耀のようにジャニー社長のお気に入りだったので押されていたんですね。
他のメンバーの名前は知らなくても稲垣吾郎は知っている人は多かったんです。
ただ、段々と影が薄くなってしまったのは確かです。中居、香取、草彅の3人は「笑っていいとも」を含めバラエティー班として仕事も多かったですが、稲垣はドラマ班だったためそれらにも出演がありませんでした。
木村拓哉もドラマ班ですが、彼のドラマやバラエティーへのゲスト出演は特段に話題になりますしあまり出ないことによってプレミア感の演出にもなりました。
しかし、稲垣の場合は露出の少なさがいまいちブレイクしないきっかけになってしまっていたのです。
香取慎吾は「未成年」での演技が評価されブレイク、そしてSMAP最後の男と呼ばれた草彅剛もドラマ「いいひと。」でブレイクを果たしました。
そして、その後は「慎吾ママ」や「チョナンカン」としてバラエティーでも大ブレイクをして国民的スターになりました。
しかし、稲垣吾郎はワイン好きやナルシストのイメージはあり、国民に浸透してはいたものの個人としてはこれといったブレイクを果たせませんでした。
2001年の公務執行妨害による逮捕も痛かったでしょう。
「SMAP」の中では貴重な役割を果たしており、あらゆるメンバーを繋げるカギでした。これは別の記事に詳しく書いています。
「新しい地図」もグループではないと言っていますし、今後も同じような活動をしていくかどうかは不透明です。
地上波が解禁されれば、草彅剛は連続ドラマの視聴率を安定してとることができていたのでそちら方面でもオファーがあるでしょう。
香取慎吾はSMAP時代終盤こそ視聴率が取れなくなっていましたが、絵の個展を開いたりファッションブランドを立ち上げるなど芸術方面にて開花を見せています。
稲垣吾郎が今後どういう立ち位置になっていくんでしょうか。本人は俳優を希望しているみたいですが、それも良いでしょう。
小説家として連載を始めたみたいですし、そちらの文化人路線が非常にあっていると思いますね。